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とある木こりの話。

2015.08.06

ガクです。
自己紹介が全然わからない(笑)とご指摘を頂きました。
「何しているのか、わからない人」を目指しているので仕方ないですね。
という事で、何回かに分けて「やっている事」を紹介していきたいと思います。
今回は「木こり」の仕事について。

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何故「木こり」なったのか?

日本の山の現状が惨憺たるありさまだと知り、勝手にヤベーと思ったので木こりになりました。
まぁ、他にも色々と理由はあるのですけれど、長くなりすぎるから割愛!!(おいおい明らかにしてくかもしれません)
ちなみに僕は木こりになって4年目です。フリーランスの親方に弟子入りして教わりつつ山に入っています。
超下手い、ペーペーです。ヒヨっ子です。鼻くそです。ゴミムシです。
若干の謙遜と自虐が入っていますが、本当に4年くらいじゃこのように思います。

「木こり」の実際

今の現場で僕がやっている仕事は「間伐」。標高が1400mもあって涼しくて、すこぶる快適です。
傾斜もほとんどなく、虫もいないが、やたら鹿にあう。

さて、「間伐」とは何ぞや?ですが、野菜の畑でいう所の“間引き”をイメージしてもらえるといいかと思います。
成長が悪かったり、曲がっていたりする木を伐って、森にスペースをつくり、
育てたい木に陽が当たりやすくして更なる成長を促すというもの。
間伐してると思うのですが、「ランドスケープだな」と。
どの木を伐って、どの木を残すのかはそこを任された木こりに全て委ねられます。
今の現場だと、アカマツが主体だけど雑木(クリとかクルミ、ナラなんか)が一緒になっていますが

『このアカマツを伐ったら、あのコナラはもっと育つし、この間隔が気持ちいいなぁ、クリの木も残しとかないとね』

・・・と風景をイメージしながら伐っていくのです。すっげー大変。面白いけれど、プレッシャー。
だって、大体の木は僕より年上なので、伐ったら、その木の何十年かを終わらせることになるのだから。

「木こり」の醍醐味

伐る木が基本的には年上であることからもわかるように
林業のサイクルは人間の一生より長いのです、植えて最終的な収穫で伐るまで80~100年と言われてます。
自分が植えた木は次世代の為、そんなとこが気にいってます。現代は目先の事で精一杯なことが多いから。

あと「死ぬかもしれない」ところ。
わざと危険にさらしているわけじゃないけど、フルに身体と頭を使わないと「死ぬ」こともある。
一瞬一瞬を大事にしようって思うようになる、いや、ならざるを得ない。
山仕事を終えて無事帰宅できると「今日も生き残れた」と本気で思います。
必然、生きてることに感謝するようになります。
まぁ、あとは昼寝が気持ちよかったり、昼寝を鹿にのぞかれたり、立小便がさまになっていると褒められたり
ごはんがやたら美味しく頂けたり、野糞のスキルがあがったり、仕事中に山菜採れたり、シカの角拾えたり、偉大なる先人たちの智慧にふれられたり、若干ながらのナントカする力が養われたりetc
・・・とあり過ぎて書ききれないわけです。第1次産業はすごいっすよ。

上記のような事をやったり、思ったりして「木こり」をやっています。
「木こり」は濃い人(俗にヘンタイとも言う)が多いので、今後は知り合いの木こりを紹介できたらいいかなと思います。
伝えられる範囲は僕の半径3mくらいの出来事なのだけれど
山の事をもっと伝えられたいいなと思っています。

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※ガクのよくわからない自己紹介
はじめまして、フクザツ過ぎて自己紹介が面倒ですけれどもガクです。

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