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いっしアートスペース~小さな小さなプロジェクト~(仮)

2015.01.07

人々が集い、明かりの灯る場所。
そういう心地よい場所は必ずしもはじめから存在するわけではない。
空っぽのなんにもない場所。
むしろ、手のつけようのないような廃墟が誰かしらの想いによって
あたたかな空間へと少しずつ姿を変えていくことが多いのではないだろうか。

今回の物語は
大町のとある元パチンコ屋の廃墟が舞台。
10年間空き物件だった建物を、
人々が集まり交流するアートスペースにしたい。
そんな想いを原動力に、この物語は始まろうとしている。

大町商店街のメインストリートを2本奥へ入ると、その建物は現れる。

元パチンコ店

昭和の時間をそのまま現在へと引き延ばしたかのような、大町商店街。
静かな路地の先に、ひっそりとその大きな姿を構える元パチンコ店。

「大町に暮らす人やアート作家、アーティストが自由に展示や制作、演奏会ができる、そんな場所を身近な場所につくりたい」

大町のとある教師がそう想いを抱いていた矢先に、
この物件との出逢いがあった。

「その想いを一緒にカタチにしたい」
と、想いを同じくする人々によってこの廃墟の改修は始まる。

改修がはじまる

小さな小さなプロジェクト、と言いながらも
ちょっとした体育館並みの広さはあるであろう空間。

広い空間

元パチンコ屋ということもあり、まずはヤニ止めシーラーを壁や天井に塗り、その上からペンキを塗っていくという作業を少しずつ進めている。

高い天井のペンキ塗り

一般の家屋とは違い、高い天井。
脚立で届かない場所は足場を組み立てての作業だ。

足場を組み立てての作業

壁にはコンパネをはっていく。

壁にコンパネを貼っていく

今、この改修作業のメインメンバーは3人。
いずれも近くに暮らす大町の人々。

メインメンバー

「最初はしっかり展示用の壁を作ったりってことも考えたんだけど。
今は、ここを利用する人に自由に使ってもらう方が
いいじゃないかと思っていて。例えば、この建物の2階の空き部屋に
住み込みながら、この空間で制作活動をしたり。
その制作過程自体を公開して、地域の人も参加できたり。
使い方は利用したい人に自由に考えてもらっていいし、
僕らはそこに至る前の空間を整えてるようなイメージ。」

作業するメンバー

一緒にこの段階から参加してもらって、壁に絵を描いたり、
そんなことだっていいと思ってる。
そうやって色んな人がこのアートスペースを出入りしながら、
この場所にもう一度明かりが灯れば面白い。」

作業するメンバー2

「僕はこうゆう作業が得意だし、時間もあるからココに来てるんだよ。」

作業しながらにっこり話すのは、元郵便局員の小林さん。
作家やアーティストでなくても、地域の人々がこうやって
集まってくる、まさにそこからがこの物語のはじまり。

改修作業1

改修作業2

改修作業3

「バリアフリーで高齢者の方も気軽に出入りができて。
地域の交流スペースとしても、作家さんの活動の場としても、
観光のきっかけとしても。みんなで考えながらこの場所を活用していきたい」

大きな想いを感じる、小さな街の小さなプロジェクト。

ちいさなちいさなプロジェクト

現在、「いっしアートスペース~小さな小さなプロジェクト~(仮)」では
都会から大町にやってきて、アートスペース作りに参加してくれる方や
地域の方で一緒に作業してくれる方。
そして、このスペースを利用したい作家さん等を募集しています。

この物語を一緒に展開していきませんか?


◯続きのお話>>

巨大空店舗がアートスペースに!大町市いっしあーとすぺーすお掃除イベント開催です。

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