【お役立ち】寒波到来!水道の凍結防止と対処まとめ〜水道管破裂なんて、、恐怖!!〜

LODECブログ_水道凍結防止

「ゆ〜きやこんこん♪あられやぁこんこん♪」
さぁ、今年もホワイトなウィンターシーズンがやってきましたね。
街中のキラキラなイルミネーションに、ゲレンデが溶けてしまうほどの熱い恋!
白銀の世界に爽やかなシュプールを!!

。。はい。こんにちは。
長野県北アルプス山麓地域を拠点に「地域と人を繋ぐ」を生業とするLODEC Japan合同会社の名ばかり代表たつみです。
のっけから少しだけはしゃいでみましたが、外は大雪。気温はマイナス10度ほど。
、、って、寒いんだよ!!

ここは長野県の左上。
北アルプスを有する白馬エリアのスノーリゾート地で且つど田舎の雪国です。
本日は冬につきものの「水道凍結のトラブル」について書きたいと思います。
2011年に移住して早8年!雪国暮らしの達人!のはずですが、ついつい気を抜いてしまって、

水道管の凍結
水道管の破裂

なんてこと毎年のようにやってしまうのです。
都会暮らしの方も、年に数回は到来する大寒波で、ついついやってしまうのではないでしょうか。
今回は、そんな失敗続きの私の実体験を元に、水道の凍結防止と、凍結した時の対処法などをまとめたいと思います。

前回記載したお役立ち!も、どうぞ>>
【お役立ち】雪道運転にはご注意を!移住8年目でもやっぱり起こる雪道での事故やトラブルに対しての傾向と対策まとめ

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今日は0度か!暖かい!

改めまして、こんにちは。
私は2011年から、この雄大な北アルプスの麓で暮らしております。
見ての通りの大自然。
想像もたやすいかと思いますが、ここは極寒の地です。

想像はたやすくとも、実際の極寒っぷりは体感しなければわからない!!
北アルプス界隈(というより、長野県全域)は、それはそれは極寒です。

ストーブが付いていない部屋の室内温度は5度以下!が当たり前。
長野地方気象台のデータによると、2月上旬の北アルプス山麓地域の平均最低気温はマイナス9度程度なのだそうです。
日によってはマイナス15度程度まで冷え込むことも。

極寒!!

「今日は0度か!暖かい!」
が、長野県あるあるの一つです。笑

そんな極寒地では、冬季間は「凍結」が、もやは日課のように訪れます。
道路も車も水道もお野菜たちも、、
全てが凍り付いてしまうのです。

「外に出しておいたら凍るから、冷蔵庫に入れておく」
冬前に収穫した野菜などは勝手口周辺や物置/納屋なんかに貯蔵するものですが、場合によってはそれらも凍ってしまうので、「凍らないように冷蔵庫に入れる」という矛盾した冷蔵庫の使用法も、長野県あるあるの一つです。笑

水道管の凍結/破裂にご注意を

tatsumi_LODECブログ_水道凍結_セーブ901
長年の経験を生かし、寒波到来への注意喚起をこのブログでしてやろうではないか♪
と、思っていた矢先に、、早速やってしまいました。。笑

この写真は、私が暮らす大町市信濃大町駅前のシェアハウス【シェア&コミュニティハウスmetone】のシャワー室の光景です。
(1月末に撮影)

蛇口の先端に小さなツララが出来ている!!

長野県を含む寒冷地のお家のほとんどは、凍結を防止するための「サーモスタッド」と呼ばれる凍結防止帯(水道管を温める電熱)が水道管に巻きつけられています。
これが設置されていれば大抵の水道は凍りません!(寒すぎると稀に凍結することもある)が、凍結防止帯の巻かれていない地域が寒波により外気温がマイナスを下回る場合、水道管はいともたやすく凍ります。

凍結防止のためにしておくべきこと

tatsumi_LODECブログ_水道凍結_セーブ905

①必殺!ちょろちょろ出し
必殺!という程大それたことは一切おこないません。
ただ、水道から水をちょろちょろと出しておくだけです。笑

すごく地味ですが、凍結防止にはこの方法が最も適しています。
水は流れていれば凍りません。
ちょっと水がもったいない気がしますが、凍ってしまっては大変です。

水資源国日本!!の、大自然に感謝!!!
して、ちょろちょろと出しましょう。

凍結防止帯が設置されていないお家は、最低気温がマイナスを下回る場合/凍結防止帯が設置されているが、蛇口がマイナスを下回るところにあるお家もちょろちょろ出しを行う必要があります。

我がシェアハウスは、漬物部屋にシャワー室を設置したため、夜間は室内はマイナスまで冷え込んでしまいます。
その為、毎夜のちょろちょろ出しは日課になっています。
(上の蛇口からのツララ写真は、ちょろちょろ出しをしていたにも関わらず凍ってしまった!時の写真です。)

ちょろちょろ出しの注意点:
・ちょろちょろ出しの適当な水量
水滴がぽたぽた落ちる適度ではなく、水の線ができる程度が適量です。
出す水量が少なすぎると、私たちと同じように蛇口にツララを作ってしまうことになります。笑

・お湯の栓をちょろちょろ出しするときはボイラー(給湯器)を切る
お湯の蛇口をちょろちょろ出しするときは、ボイラーや給湯器の電源を切るようにしましょう。
お湯をずっと出している光熱費が跳ね上がってしまうので。
(電源を切ることにより、給湯器の中の水が凍結する可能性のある場合は例外です)

②使わない水道や給湯器は必ず水抜き
使わない水道や給湯器に水が残った状態だと、中の水が凍り、膨張し、破裂や破損の原因になってしまいます。
水道/ボイラー/給湯器/瞬間湯沸かし器/洗濯機など水を使うほとんどの物には、「止水栓」や「水抜き」が付属しています。

水道は大元の水道(または地中の水道)に元栓があり、各水道に止水栓があります。
この止水栓で水を止め、蛇口をひねり、水道管の中の水が空になれば凍結することはありません。

冬季間に、数日家を留守にするときも水抜きは欠かせません。
近くで暮らす友人が家を留守にしたときに水抜きを忘れていて、給湯器が壊れて修理費用がかさんだ。。
なんて話は、ここら辺では日常で聞く話です。
最悪の場合は水道管が破裂し、破裂したところから水が溢れ出し。。気がつくまでの数日間水が出っ放しで修理費用以上に水道代がかかった。。
なんてことにも。恐ろしや。。

<余談ですが ちょっとブレイクタイム>
以前、私たちが運営するゲストハウスで雪国初心者のスタッフがやらかした失敗談が面白いので、あわせてお読みください。笑
ここのシャワーは業者さんに自作してもらったもので、水道管を上に直角に伸ばしてもらったので、直角に曲げた下側に止水栓と水抜きを付けてもらっていたのですが、、
シャワーがでない!【寒冷地の水道管】

③濡れているところはこまめに拭く
水道管のことではありませんが、濡れているところはこまめに拭くといいですよ。
お風呂場のタイル/脱衣所の壁紙/キッチンのシンクなど、水は凍ると膨張し、あらゆるものを壊していきます。
お風呂場のタイルが割れてしまったり、扉のサッシが凍り開け閉めができなくなったり、結露した壁紙が凍り破れてしまったり。。
小さくて地味なことですが、ボディブローのようにじわじわと痛みつけられいきます。
凍結の可能性のある水分は極力取り除いておきましょう。

とはいえ、、やってしまった!水道管凍結時の対処法

tatsumi_LODECブログ_豪雪と除雪

・水が出ない!水道が凍った場合の対処法
どこが凍ったのか?を探す!
と、言っても水道管や水道栓はスケルトンでないので探しようがありません。
だいたいは、水道管や水道栓が「むき出しになっているところ」が凍っています。

水道の蛇口や、給水管などが殆どです。
こういった場合は、凍った箇所近辺をファンヒーターなどで暖めます。
出ないものは出ない。溶けるのを気長に待つしかありません。
(業者さんを呼んでも対処法は同じ、溶かす他に解決法がない)

室内をどれだけ暖めても解決しない場合は、外の水道管が凍結している可能性が高いです。
最近のお家は水道管が家の中(床下/壁の中)を通っていることが多く、家の中の水道管はほとんど凍結しないと思います。
その為、外の水道管を探し、該当しそうな箇所をドライヤーなどを暖めます。

普段から水道管が一体どこを通っているのか?!を、把握しておくといいですね。
気温がマイナスを下回る地域なのに、水道管がむき出しになっているのに凍結防止帯が巻かれていない場合は、設置をしておくことをお勧めします。

溶かす時の注意点:
・熱湯かけちゃダメ!
上にも記載しましたが、「気長に待つ」ことが最善です。
慌てて熱湯をかけちゃダメ!熱膨張で破裂の原因になってしまいます。

・凍った蛇口は無理矢理回さない
蛇口の中には、金具と金具をピタッと密着させる小さな部品が入っています。
こいつがなかなかデリケートなもので、凍った時に無理に力をかけると割れることがあります。
どうせ無理に回しても水が出るわけでもないので、おとなしく気長に暖めてください。

・まさか!!水道管が破裂して水漏れが!!?
凍結が進むと、水道管/蛇口/水道水栓が破裂してしまうことがあります。
亀裂した箇所から水がぽたぽた/破裂した水道管から水がばしゃばしゃ

いかなる場合でもできる対処は一つしかありません。
「水を止める!」です。

上にも記載しましたが、水道や水を使用する物には必ず「止水栓」という、水を止める栓が存在します。
水道なら赤や緑、青などのカラフルな色のバルブ/コックのもの。
トイレやキッチンは、給水管(給水ホース)にコック/ドライバーで回すもの形状のものが付いています。
止水栓 >>画像検索

焦らずにまずは水を止め、水道業者さんに修理の依頼をしましょう!
水道関係は素人には修復不可能なので、ここはプロのお世話になりましょう。

寒冷地の必需品!凍結防止帯で跳ね上がる電気代を抑えるセーブ90


tatsumi_LODECブログ_水道凍結_セーブ908

意外と知られていませんが、寒冷地の冬季間の電気代は1.5倍〜2倍くらいに跳ね上がります!
これは、先ほどからお話している凍結防止帯が原因です。

凍結防止帯は、名前のとおり水道管の凍結を防止する為に日夜水道管を暖めます。
水道の本数分、この凍結防止帯が稼働しているのです。

移住した最初の冬、電気代の請求が夏と比べると跳ね上がっていて「漏電している!!」と、設備屋さんに慌てて電話をしたなんていう、移住初心者のぼくがそこにはおりました。。笑

で、実はこのセーブ90という存在を知ったのは、たかだか2年くらい前のこと。
シェアハウス立ち上げの時に、大きすぎるお家の冬季間の電気代が恐すぎて、地元のおじちゃんに冬季間の電気代の節約法を伺った時のことでした。

「セーブ90入れてるか?知らない??あ?!おめ様。セーブ90知らねぇだかい?!」

そんな話になりました。
で、早速ホームセンターへ。
(セーブ90については下の動画をご参照ください)

このセーブ90、要は凍結防止帯が不要な時にも稼働(凍結しない外気温でも動いてしまう)するので、不要な時は凍結防止帯の電源を切る!というものです。

一個単価が3,000円〜と、なかなか高額。
いくつ必要なのか、、と考えるとこれまた恐くなってしまいましたが、満を持して購入に踏み切り、設置。

tatsumi_LODECブログ_水道凍結_セーブ909

コンセントから伸びて、水道管に黒く巻きついているのが凍結防止帯(黒いのは線を固定するテープ)。
コンセントの部分にセーブ90を、、

tatsumi_LODECブログ_水道凍結_セーブ9010

このように間に挟む。
設置はこれだけ。(コンセント接合部を絶縁テープなどで巻いて固定するなお良し)

、、、

「え?!これだけ?!!」

と、いうのが設置時の感想です。笑
で、これで本当に電気代が節約でのできるの?!という不安。
セーブ90、結構高かったぞ。と。

結果的に:
電気代、結構安くなった!

パッケージに記載されている90%カット!の真意は謎ですが、実際に電気代は下がりました。
設置前と設置後に人の流動する数の増減が有った為、計算はできていませんが、感覚的に

25,000円→15,000円 くらいはコストダウンしたのだと思います。
いまでは全ての施設(宿2軒/シェアハウス1軒)に設置しています。

凍結防止帯が設置されているお家は、セーブ90の導入をお勧めします。
以下のリンク、またはホームセンターで購入できます。
(定かではないですが、ネットでもホームセンターでも価格は変わらないと思います。)

セーブ90使用時の注意点:
使ってみた感想と、電気のプロの方がおっしゃっていたことが合致したのでお知らせします!
このセーブ90は「不要な時の凍結防止帯の電源を切る」もので、外気温が急激に低下する時は「反応が遅れる」ことがあるようです。
その為、うちでは寒波が来る!時や、最高気温と最低気温の差が激しい時、放射冷却が考えられる時、などは水のちょろちょろ出しを行うようにルール付けています。
使用する際はセーブ90は「反応が遅れる可能性がある」ことを考慮してお使いください!

まとめ

ウォンテッドリーカバー

いかがだったでしょうか。
水周りは特に生活インフラでなくてはならないものであり、修理/工事には結構な費用がかかってしまうものです。
水道が凍る、、なんて、想像しただけでも恐怖ですよね。
天気予報で「寒波到来」なんて言葉が聞こえてきたら、今回記載した対処法を実践してみてください!

こちら北アルプス山麓地域は極寒の雪国です。
それでも、ここにはちゃんと冬があって、寒さの中でこそ暖かさを知ることができる場所です。

こんな極寒の地に、画面の向こう側のあなたが足を運んでくれる日が訪れたとすれば。
たくさんこの地で失敗して、得た教訓が生かせることを嬉しく思う次第です。

それではいつの日か。
北アルプスの麓でお逢いできます日を、楽しみにしております。

LODECが運営しているゲストハウス>>
古民家ゲストハウス梢乃雪ゲストハウスカナメ

LODECが運営しているシェアハウス入居者募集中!>>
metone入居用_第1版

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シャワーがでない!【寒冷地の水道管】
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たつみかずき

たつみかずき

LODEC Japan CEO / 長野県小谷村-OTARI-人口3000人のど田舎に関西より2009年に移住。
小谷村元山村留学生。小谷村役場職員として就村するも「一村民としてできること」を模索し退職。
2011年小谷村の自宅にて築150年の古民家を宿とした「古民家ゲストハウス梢乃雪」、大町市中綱集落にて2014年より2号館「ゲストハウスカナメ」を開業。
「これからは田舎が熱い!!」日本全国の田舎好きと田舎を繋ぐ人となるべく。毎日遊ぶ様に働く日々を過ごしている。

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