LODEC Japan > ブログ > ブログ > LODECの活動 > シェア&コミュニティハウスmetone-芳仙閣-‖おばあちゃんと暮らす家、プレオープン開始!!地域の暮らしを間借りするシェアハウス

シェア&コミュニティハウスmetone-芳仙閣-‖おばあちゃんと暮らす家、プレオープン開始!!地域の暮らしを間借りするシェアハウス

2018.03.30

【おばあちゃんと暮らす家】 2018年4月から長野県北アルプス山麓大町市にて、シェア&コミュニティハウスmetone-芳仙閣-の運営を開始します!
多世代居住型のシェアハウス?下宿?コレクティブハウス??
とまぁ、なんていう呼び方がしっくりくるのかわかりませんが。

「おばあちゃん付の旅館があるんだけど、たつみくんとこで使ってみない??」

「、、?え?!おばあちゃん、、付き?!!」

そんな摩訶不思議なご提案をいただいたのは昨年の冬の始まるころでした。
大町市役所の空き家バンクを担当されている方からのご提案が、あまりにも突飛でいて
わくわくする!!内容だったのです。
そんなことがきっかけとなり、、

「おばあちゃんと暮らせる家」
はじめることになりました!!!

そうなんです。
おばあちゃんが暮らしている状態で、その旅館をシェアハウス?下宿??として使わせていただくことになったのです!!
という珍しいお話です。笑

多世代で暮らせる家!!
って、めっちゃ愉しそうじゃないですか♪

おばあちゃんの暮らしを間借りするシェアハウス

暖かな太陽と春の息吹を感じる北アルプス山麓地域よりこんにちは。
長野県北アルプス山麓を拠点に「地域と人を繋ぐ」LODEC Japan合同会社のたつみです。

2011年よりゲストハウス運営から始まり、空き家を預かり再生/活用する事業を展開しております。
現在は宿(noie)2軒/シェアハウス2軒/古民家音楽スタジオ、そしてこの芳仙閣を含めると6軒になります!

新たに始めるシェアハウスは、50年以上前に建てられた旅館です。
元々おばあちゃんのお父さんが建てられたのだそうです。

ご家族で旅館を経営し、お父さんが亡くなり、お兄さんが亡くなり
数年前まではおばあちゃんが一人で運営を続けていただのだそうですが、最近はご高齢で宿業はお休みしていました。

これは、おばあちゃんのお家=芳仙閣 の客室(入居者の個室になる)からの景色です。
すごくないですか!?北アルプスが目の前にそびえる景色。

ここは大町市街地(metone-駅前ハウス/metone-林屋旅館-)から徒歩15分ほど。
山の登り口で、少しだけ市街地より高いところに家は建っています。
市街地からは建物が多くて北アルプスを満足に眺めることはできませんが、少し目線が上がるとこんなにも堂々と佇む北アルプスを眺めることができるのです!!

この地で生まれ育ったおばあちゃんがこれまで過ごされてきた暮らしを間借りする。
そんな暮らし方ができるお家にしたい!!

初めておばあちゃんとこのお家でお話をさせていただいた時に私はそんなことを感じました。
私たちは公私ともに「地域の接点」となる活動をこれまで様々行ってきました。

どれだけ地域の人と関わりを持ってみても、地域の人が営む「暮らしそのもの」に入り込むことはできません。
だから、この地で生まれ育ち80年も暮らしをしてきたおばあちゃんから、私たちが学べることはたくさんあるのだと思います。

おばあちゃんの暮らしを、間借りする。

そして、私たちが一方的に与えられる訳ではなく
相互関係=互助 の関係性を構築したい。

おばあちゃんの暮らしの経験と、私たちの若い力が重なり合った時。
地域はこれまで以上に、もっともっと愉しい場所になるのだと思います。

全国的にもまだ取り組まれていないような
「暮らし方」を、この地で始めてみたいのです!!

芳仙閣はこんなところ

大町市神栄町。
北アルプスが真正面にそびえる見事な景観に経つ築50年 余の旅館【芳仙閣】-housenkaku-
おばあちゃんのお父さんが市街地で営んでいた「風月」と いう和菓子屋さんをたたみ、始めた旅館。

実のお兄さんと二人で宿を切り盛りしてましたが、お兄さんを亡くしてからはこの旅館であるお家を一人で守ってきたのだそうです。

50年前の大町は黒部ダムの建設景気に沸く頃で、市街地に旅館が数軒ありました。
その中でも芳仙閣さんは、おそらく最後に建てられた旅館なのだと思います。

旅館はとても丁寧に造られていて
建設に携わった方々がこだわりと想いをもっていたことが伺えます。

舟底天井の廊下やお部屋。
あちこちからの採光を図った窓。
木枠の冊子。
天井の障子に埋め込まれた照明。
丸く空けられた飾り窓。
日当たりのいいモザイクタイルで造られたトイレ。
無骨な無垢材の床。

お部屋も一つ一つ造作やデザインが若干違っていて、どこを見てもこだわりと浪漫を感じます。
家の中を風が通り抜けて、光が注ぐ。
向こう側にそびえる北アルプスと、反対側には森が広がっていて。

なんだかとても「暖かい」
そんなお家です。

あ、そうそう!
お家と無骨な床板と同化するような不細工な声で鳴く尻尾の短い猫もいますよ。笑

シェア&コミュニティハウスmetone-芳仙閣-の今後

これまでの2軒のmetone(metone-駅前ハウスmetone-林屋旅館-)は、人の流動を積極的に創るオープンなお家としていました。
その為、人が集まれるような公共的なデザインと導線を確保する為にリノベーションを行ってきましたが、芳仙閣では特に大きな改修などは行いません。

それは、あくまでおばあちゃんのこれまでの暮らしを間借りしたいから。

その為、芳仙閣はオープンではなくクローズな空間としていこうと考えています。
「リアルな暮らし」に重きを置き、おばあちゃんとシェアメイトの知人友人が集まるお家としたいのです。

これまでに2回イベントでたくさんの人の力を借りて家の掃除と、不要なものの整理〜廃棄を行いました。
旅館としておばあちゃんがとても綺麗に使っていたということもあり、現状でも十分に使える状態です。

そして今後は、4月からプレオープン期間として運営を開始。
1週目からは家の管理人と2人のシェアメイトの3人が暮らし始める予定です。

実際に暮らしながら、シェアメイトとおばあちゃん同士でどうやってお家を使っていくか?
についてを随時話し合い、ルールを決めていきます。

今後行うことが決まっている改修は、和式トイレの洋式化。
それと、食卓となる台所のレイアウトの変更です。

全員がこの暮らし方が初めてなので、初めはたくさんの戸惑いと発見が生まれることだと思います。
これからの新しい暮らし方の一つの形。

この家でおばあちゃんは
たくさんの人を出迎えて、見送ったのだと思います。

想いと時間が詰まった家。
そんなお家に関われることを、とても嬉しく思うのです。

暮らしを間借りするシェアハウス
4月よりプレオープン開始だよ!!

【シェア&コミュニティハウスmetone-芳仙閣-概要】
場所:大町市大町神栄町8055(信濃大町駅より徒歩1 5分)
賃料:4万2千円〜 水道光熱費込み/プレオープン期間中は5千円引き
駐車場:臨時で家の前/今後駐車場を用意する予定
見学希望・問い合わせ:
>>問合せフォーム/>>電話 080-9277-2400(LODEC専用)

◯あわせて読みたい
地域密着型ゲストハウスの新名称【noie】-ノイエ-‖日本中のローカルから新しい文化と価値観をあなたと共に創りたい。

旅する古物商-hito.to- ‖アンティーク食器 家具から地域の古いもの レトロなもの〜人から人を旅した古物の物語〜

最新記事

お仕事のご相談/ご依頼はこちらから

お問い合わせフォーム